
COMPANY企業情報
1968(昭和43)年7月1日、中国糧飼輸送株式会社として創業した私たちシーアールグループは、このたび、創業56周年を迎えることが出来ました。
これもひとえに、社員の皆様、当社をご愛顧いただいておりますお客様、ビジネスパートナーの皆様、地域の皆様のご厚情・ご支援、そして、これまでの幾多の困難を乗り越えながら、当社と共に歩んで下さった諸先輩方の挑戦と努力の賜物と、心より感謝申し上げます。
「世界は元には戻らない」が大前提 ~アフターコロナの現状を見据えて~
3年間続いたコロナ渦は、100年に一度の大規模なパンデミックとして、人とモノを世界的に分断させ、経済に深刻な打撃を与えました。そして、第5類感染症となり、ある程度コントロールができるようになった今でも、第9波を目前に控え、元には戻らない現実を捉えていかなければなりません。
異業種との待遇格差を是正するチャンス! ~2024年問題と業界の動向~
そんな中、労働市場では既に数年前から始まっている時間外等の『2024年問題』。
物流クライシスとして影響は非常に大きく、運べなくなる社会問題ともなっていますが、逆に、リスクに直面しながらも、“生活を支える物流エッセンシャルワーカーが待遇が低いのは
おかしい”と言う機運が広く湧きあがり、価値評価が高まりつつある今、異業種との待遇格差を是正する、千載一遇のチャンスとも捉えています。
多角化戦略・商圏拡大とグループ間の連携強化 ~当社の前期の取り組み~
こうした厳しい環境下、当社では企業価値の永続に向けた『100年事業構想』として健康経営、介助、アグリ事業へのチャレンジを進めていますが、更に広島でJAグループの中核物流を担う矢野運送株式会社、ガスインフラを担う有限会社エル.ピー.シーが仲間に加わり、中四国一円での瀬戸内圏構想の一環としての一役を担い、グループ間での相乗効果を期待しています。
会社・組織の棚卸と多様性を活かす人財育成 ~事業遂行のための重点施策~
これらの事業を遂行する為に、今やるべき重点施策として、下記2点に注力します。
1.先ず会社と組織の棚卸を行い、仕事の意義、責任の所在、範囲を明確に進めること。
2.共生社会を念頭に置きながら、多様な人材を受け入れ、許容する事で、社員一人ひとりの可能性を信じての人材育成と機会平等による成長戦略を図り、同時に自主自立型の人材確保に備えること。
社員と家族の幸せが会社の社会的価値と経済的価値に繋がる好循環企業へ ~『社会貢献型企業グループ』を目指す~
時代が大きく変わろうとも、変わらない価値は『幸せ』です。人生100年時代、社員自身が定年をゴールとせず、いくつになってもイキイキと自分らしく、仕事という『場』を通じて健康を維持できる、そして、人と人とが関わることで自身と家族の心身共に豊かになる『Well-Being』で幸せな人生を送れるために、私たちの存在意義(パーパス)である『社員の成長が
会社の成長に繋がる』ような企業風土が醸成されること、さらにそれにより社会的価値が評価され、経済的価値に繋がることを目指します。
そして、地域から選ばれ続ける、『社会貢献型企業グループ』となる事を命題とし、努力を重ねて参ります。
これから夏本番です。今年は、気温が全国的に平年より高く、猛暑になりそうです。皆様のご健勝とご多幸を祈念しまして、期首のご挨拶といたします。
2023年7月
シーアール物流株式会社
代表取締役 大久保 泰造
