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シーアールグループ
期首のご挨拶

 私どもCRHDグループは2021年7月1日に第54期の期首を無事迎えることができました。これもひとえに当社をご愛顧いただいておりますお客様、ビジネスパートナーの皆様、地域の皆様のご厚情・ご支援の賜物と、謹んで感謝を申し上げます。事業年度を新しくスタートするにあたり、ひとことご挨拶を申し上げます。

新型コロナウイルスのパンデミックから得た学び~コロナ禍での総括~

 新型コロナのパンデミックによって経済活動が止まり、もうすぐ二年です。海外では、切り札であるワクチン投与によって早々とゴールに向かい、国内では、人類がコロナに打ち勝った証として、東京オリパラを開催します。
 日常生活も価値観も激変し、まさに“異例ずくめ”だった2年ではありますが、このパンデミックは、これまでにいくつかのことを私たちに教訓としてもたらし、改善を加速させ、真理を再認識させてくれたと実感しています。

1.本当に必要なものは何か?

 人流を止め、不要不急を避ける事、そこで本当に必要なものと不要なものが見え、不便さの中に、日常の有難さをしみじみと感じ取る良い機会になりました。

2.DX加速による柔軟な働き方の実現や都心部への一極集中回避

 また、意外にも今まで進まなかったDXなど沢山の事象が、強制的に進みました。例えば、都市部への一極集中のリスクが露呈し、地方への機能分散から環境汚染の改善が進み、地方活性化を図る好機となりました。

3. 困難を乗り越え、前向きな力へと変えていく“回復力”

 さらに、新型コロナで学習したこと、それは、本格的な驚異の前では、人間が謳歌してきた“自由”というものは、非常にもろいという事。しかし同時に、人間は過去から時代が変わる時、何かをきっかけ(犠牲)に環境に順応し復活するレジリエンスな力を発揮する事もわかりました。

 生活の価値観自体が変化しているので、経済がV字回復とはなりませんが、これからも続くコロナ禍を人類への警告として捉え、持続可能な社会の実現へ未来を見直す学習の機会を与えられたと考えています。

求められる物流BCP(事業継続性)の強化~業界の動向~

1.エッセンシャルワーカーとしての社会的役割

 物流業界は、人々の生活に欠かせない職業(エッセンシャルワーカー)として、改めて認知された一方で、物流現場では膨大な情報を駆使する全国区の大手と中小零細、また生活消費と一般貨物等のカテゴリーでの二極化はしばらく続きます。

2.緊急事態に備えた機能維持のためのBCPの重要性

 人口減少と縮小経済の中、コロナショックという予測困難な事象で機能が止まるリスクが転換期となり、物流BCPによる事業継続性の重要性が高まっています。

リスク感度の高い会社・組織づくりを~当社の環境と視点~

 また、当社でもコロナ禍以降、環境の変化は大きく影響を受けています。

1.リスク管理BCP確立が緊要

 前期は、コロナ禍や鳥インフルなどの想定外の危機的事象が発生するなど、過去の成功体験や実績では未来が担保出来ない程、社会的な価値観が変わる中で、甚大なダメージに対し、いかに速く損失を把握分析し、被害を最小限に抑え、変幻自在に迅速な復旧対策を講じていくかというリスク管理BCPの確立が急務となりました。

2. レジリエントな組織文化醸成の必要性

 その為には、『リスク感度が高く、臨機応変かつ、自主自律的に動く人財』の育成と、危機や失敗から学び、経験値として体系化し、その叡智を次に活かす事の出来るレジリエンスな組織文化を創ることが必要である事を学びました。

社員と会社が共に成長し、未来ビジョンを共有できる職場を目指して~今期の取組み~

1.ジョブローテーションの促進

 そこで、今期からDX化推進のもと、更なる生産性向上により、量から質に力を傾注し、BCPをジョブ型で浸透を図り、個人のスキルアップと成長、定年後の生き方の選択肢を増やす観点からもジョブローテーション(多能工)を積極的に進めます。

2.3ボード制の導入

 また、CRアカデミーでは社員の成長手段として、経営参加を疑似体験できる三つの会議体からなる『3ボード制』を導入し、生きた経験を積むことで、自ら考え判断するボトムアップ型のミドルアップダウンマネジメントを目指します。

3.個人も会社も成長し続け、働きがいを実感できるウェルビーイングな職場づくり

 個人も会社も常に成長し、新陳代謝を続け、総力戦で臨めるレジリエンスな組織、社員がワクワクしながら、自主的に仕事に取り組める環境作りに臨んでまいります。
 そして、社員と会社が同じ目的意識をもって、エンゲージメントを深めることで、ストレスフリーで共に目指す未来を一緒に描き、自身の成長と、社会貢献に繋がる事を働きがいとして感じる事の出来るウェルビーイングな職場づくりを目指してまいります。

 最後に、皆様のご健勝とご多幸を祈念しまして、期首のご挨拶といたします。

2021年7月

株式会社シーアールホールディング
代表取締役社長 大久保 泰造

シーアール物流